公正取引委員会は、不正行為があった場合には、申告に基づいて調査をし、違反行為者に対して次のような措置をとることができます。

■違反状態を解く措置を命ずる排除措置命令
■カルテルに対する課徴金...など

取引というのは、商売上の売買、賃借など、営業行為を取り交わすことをいいます。

特定債権法というのは、「リース・クレジット債権流動化法」とも呼ばれますが、正式には「特定債権等に係る事業の規制に関する法律」といいます。

この特定債権法は、1992年に制定され、翌年6月に施行された法律です。

ちなみに、1996年4月に改正され、特定債権担保証券（ＡＢＳ）の国内発行が可能になりました。

特定債権法は、リース料債権や割賦債権等の「特定債権」に限定して、資産流動化・証券化（セキュリタイゼーション）を図るもので、割賦債権にはクレジットカード債権や自動車ローン債権などが含まれます。