築何年くらいの中古物件が妥当ですか?
中古マンションを購入する場合には、築年数が10年以内の物件が妥当といえそうです。
というのは、築年数の長いマンションですと建て替えが計画されているかもしれませんし、建て替えまでいかなくても、築10年もすると建物はあちこち傷み始めていますので、修繕費がかさむことがあるからです。
一般に修繕時期というのは、築10年目、20年目といわれていますが、入居後にあわてないように、修繕計画の内容や費用の負担の見通しなどについては、管理会社に聞いておくようにしましょう。
修繕計画がないマンションは?
共用部分の傷みが目立つにもかかわらず、修繕計画の見通しが立っていないようなマンションの場合には、管理組合(住民)の意識が低く、日頃の管理のみならず、専有部分や見えない部分についても不安があると考え避けたほうが無難です。
中古マンションのローン負担は軽いのですか?
中古マンションは、新築よりも4〜5割安いといわれていますので、その価格は魅力的です。駅から徒歩圏などよい立地を求める人には外せない選択肢といえそうです。
さて、住宅ローンの負担ですが、確かに新築に比べて軽くはなりますが、担保価値が低いので、返済期間が制限されたりすると、毎月の返済額は以外に多くなることがありますので注意が必要になります。
借入先としては、フラット35でしたら借りやすいですが、昭和56年(1981年)より前に建てられた物件の場合には、現在の新耐震基準を満たしていないため借りられないことがある、ということは頭に入れて置いてください。
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