固定金利選択型ローンの固定期間終了後の適用金利について
固定金利選択型ローンの固定期間終了後は、返済額とともに適用金利も見直しされます。
ここで注意したいところは、このときの見直しにおいては、「直近の返済額の1.25倍を超える返済額は適用されない」というような、純粋な変動金利型のような返済の上限はありませんので、将来の金利動向によっては、固定期間終了後の返済額が大きく増えることもあるということです。
ですから、たとえ名称には「固定」という表現があっても、この商品はあくまでも基本的には変動金利なので、固定金利期間が短期のケースでは、将来的な金利変動リスクを負っているということをしっかり認識しておきたいところです。
固定金利期間終了後も金利優遇が受けられるケースがあるようですが…
金融機関によっては、固定期間終了後もキャンペーン金利を適用して一定の金利優遇が受けられる場合もあるようです。
ただし、金利優遇の期間や優遇の幅については金融機関によって異なりますので、確認するようにしてください。
固定金利選択型ローンの適用金利の選択は?
一般的に、固定金利選択型ローンの変動金利と固定金利の選択については、その都度自由に選べるものになっています。
ただし、なかには一度変動金利を選んでしまうと二度と固定金利は選べないという商品を扱っている金融機関もあるようなので、こちらも事前にしっかり確認しておきたいところです。
なお、固定金利期間中は変動金利には変更できません。 |